鍼灸師紹介

院長のプロフィール

院長 近藤 光男(鍼灸師)

院長のこれまでのこと

旧鐘紡株式会社 カネボウ化粧品研究所にて、化粧品製剤研究(基礎化粧品)と皮膚研究に16年間たずさわる。自然界にある有用な物質を取り出し、肌の健康と美に役立てるにはどうすれば良いのかを研究しました。その後通信販売を仕事としてやりたくて、香川県高松市にUターンしてきました。次いでコンサルタントとして独立。 クライアントは株式会社サントリー、株式会社シャローネ(現ファンケル化粧品)など。化粧品の企画開発から処方設計まで、どういう商品を開発すればお客様の支持を得られるかを商品開発から販売までをコンサルティングしました。これを機に、国家資格(鍼師・灸師)を取得しました。カネボウ化粧品時代に東洋医学を少し知り、これまでずっと興味を持ち続けてきました。

東洋医学は恐ろしく奥が深いが、難しくはない。難解と思うのは、東洋医学の哲学や思考が西洋のそれとかけ離れているからです。東洋医学は自然の摂理の中の「自然法則」に基づきそれを理論化した医学です。何々症候群や病気の原因が別の病気というような不確実なものではありません。東洋医学はインドから中国に治療思想が伝わり中国で花開き、日本に伝来したのはほぼ室町時代のことです。そこから日本独自に、しかし「東洋医学の治療思想」を守り、かつ「理念」を変えずに『根本治癒』を目的として多くの先人によって研究されてきました。そして今も発展しています。

明治維新以降、医療の社会的仕組みが当時の先端医療であった西洋医学に一本化されました。しかし、現代の医学は今、病を根本的に治せないことで苦しい状況にあります。それは、人工科学に基づく対処療法だからです。東洋医学は、自然現象を追究した自然科学に基づく根本療法なのです。他国では東洋医学の医師と西洋医学の医師がいて、患者様は自分の症状を考えて自分で選択できる社会的仕組みになっているにもかかわらず、日本では明治政府以降の政策によって西洋医学一本で選択ができなくなっています。政府要人が若かったからでしょう。今でも東洋医学を無知な方々が代替医療と呼んでいる始末です。

しかしながら、社会的機動力からいえば、現代医療は社会的仕組みが出来上がっています。従って、現実として東洋医学は「病気を根本的に治したい患者様」がお受けになる医療になるでしょう。ちなみに、鍼医学は、WHO(世界保険機構)が世界の伝統医学として1972年、正式に認めています。現在は日本、中国、韓国などのアジアだけではなく、米・英・仏・独など世界で鍼医療の幅が大変厚くなっています。

このような現実があるけれども『宇宙、地球が生み出したヒトの体を「気」というエネルギー(電気)で統一された小宇宙と捉え、気のネットワークを治療する』東洋医学は2~3千年前からずっとヒトでの臨床治療を培ってきました。これこそ現代に不可欠な医術と考えたのが、この道に入った動機です。

スタッフ

近藤 光男(院長)

⑴ 国家資格;鍼灸師
⑵ 称号;工学修士

寺山 小百合

⑴ 国家資格;鍼灸師
⑵ 国家資格;作業療法士

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