不妊症【治験例10】≪自然妊娠≫|あん鍼灸院

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不妊症

1. 主訴

不妊症

2.患者樣

20歳代後半

3.現病歴と症状

1)2年前から、「子宮内膜症」が左卵巣に発症している(卵巣チョコレート嚢胞という)。特に1ヶ月前から肥大してきた。「卵巣嚢腫」もある。これらを治療することからスタートをきった。
鍼灸で治療し体質改善がはかられた結果、卵巣の直径は7cmから3cmに小さくなり正常の大きさに戻り、卵巣嚢腫の参考データとなる腫瘍マーカーCA19-9は220から34(正常値37U/ml以下)に低下し正常値になった。このとき、子宮内膜症の参考データとなるCA-125は残念ながら測定していない。
「子宮内膜症(卵巣チョコレート嚢胞)」と「卵巣嚢腫」は治癒したものと考えられる。病院のドクターも治癒と診断した。
2)この後、患者様は妊娠を希望。病院と相談し、タイミング法や人工受精の方法をとらずに「自然妊娠」で行くことを決めた。
3)1年、および2年前に、それぞれ10週と12週で合計2回の流産をしている。
4)子宮位置が前傾前置にある。

4.治療結果

(1回目)2/23、妊娠を目指す治療を行う。かつ、流産を2回繰り返しているので、この対策を講じた。自宅での施灸も行う。
(4回目)生理があった。同じ治療方針で継続治療。
(8回目)継続治療。腰痛が随分良くなってきた。基礎体温は、ばらつきがあるものの低温期と高温期が明確である。体質が徐々に変わってきている。
(11回目)5/2、約10日前に排卵があった。患者様は妊娠の可能性が高いと思っていた。病院に行くと、「排卵は終わっていて、妊娠の兆候がない。次の排卵4日目から排卵誘発剤を使い、タイミング法で妊娠を目指す」と言われた。
(12回目)ところが、5/8の病院検査で妊娠反応がでた。5/9昨夜、起きられないくらいの腹痛があった。以前の流産を思い出したとのこと。出血はない。この日の治療は使用する経絡の経穴を変更した。流産に対する予防治療に集中した。施灸を中止した。
(13回目)継続治療。病院の超音波検査で胎嚢が観察できた。5週と3日目。
(15回目)約7週目。心の鼓動が確認できた。ホルモン剤を使わない『自然妊娠』でした。子宮内膜絨毛の充実を目標に治療を進めた。
つわりがある。以前、妊娠したときには、妊娠中の食事を5期に分けて食べ物を変えるよう指導していた。これに準じてゆく。
1期(木期);肝臓・胆嚢の気の働きが盛んなときの食べ方
2期(火期);心臓・小腸の気の働きが盛んなときの食べ方
3期(土期);脾臓(膵臓)・胃の気の働きが盛んなときの食べ方
4期(金期);肺・大腸の気の働きが盛んなときの食べ方
5期(水期);腎臓・膀胱の気の働きが盛んなときの食べ方
(16回目)これまで妊娠したときには、お腹が膨れていたが、今はない。お腹の膨満は、お腹に水が溜まっていたためである。以前からお腹に水が溜まりやすい体質だったので、それを溜まらせず利尿で流すような治療をしていた。
(18回目)6/20、10週目。赤ちゃんの大きさは約3cm。
(21回目)赤ちゃんの頭が大きくなってきた。2.5cm位。全体では8cmに成長。
(24回目)まる4ヶ月が経過した。安定期に入ったので治療を終了した。

この治験例は、東洋医学鍼灸術が婦人病である「子宮内膜症」や「卵巣嚢腫」を治癒に導き、不妊という現代病を体質改善して『自然妊娠』に導いたものです。

(追伸)
2013年春、1月23日に3796グラムの元気な女の赤ちゃんを出産し、母子ともに健康で、毎日、子育てに奮闘しているとお手紙を頂きました。出産を諦めかけていた患者様ですが、本当に良かったと思います。二人目は、治療をせずとも妊娠できると思います。
患者様へ;どうぞ、子育てを楽しんで下さいね。

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脈診経絡はり治療専門
あん鍼灸院

香川県高松市木太町1247-11
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