声が二重に聞こえる【治験例6】|あん鍼灸院

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耳・聴覚疾患

1.主訴

声が二重に聞こえる

2.患者様

40歳代後半 男性

3.現病歴と症状

1)5ヶ月前から相手の高い声が耳に響くようになった。忙しくてストレスの多いときだったと回想する。

2)先月から、声や音が耳でハウリングして高音が響き、聞こえにくくなってきた。さらに「声が二重に聞こえる」症状がでた。それで相手の声が聞き取りにくい。

3)先月、病院にて診察を受け、聴力検査をした。結果は「異常がなく正常です」と診断された。原因不明と言われたにも関わらず、睡眠導入剤と精神安定剤が出された。服薬中である。

このような背景のもと、病院での治療で治ることはないと考え、鍼灸での治療をしたいと来院されました。

4.治療結果

(1回目)脈診と腹診、および問診等から体と病、および十二経脈の「陰陽虚実」を診て治療方針を決定。鍼で全身の経脈調整を行い、治療を開始した。病気にはその原因『病因』が必ずあります。その病因を治すことが目標で、その手段として全身の経脈の気(エネルギーの流注)を調整することを『体質改善』と言います。

(3回目)前回治療の3日後から「声が二重に聞こえる」症状がなくなった。

(4回目)もう症状はない。睡眠導入剤と精神安定剤の服用を中止した。しかし、まだ経脈の変動が脈診から読み取れるので、もう少し治療を続けることとした。

(5回目)症状は依然、ない。経脈の変動が消失した。本日で治療を終了した。体質変化が初期なので早期に治癒した。

以上

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脈診経絡はり治療専門
あん鍼灸院

香川県高松市木太町1247-11
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