1.主訴
頭痛・めまい・頻便
2.患者様
40歳代後半 女性
3.症状と現病歴、および治療結果
表1.症状と現病歴、および治療結果
| 症状名 | 現病歴 | 治療結果 |
| 頭痛 | 後頸部の頭重感がある。頭痛は締め付けられるような痛みである。非拍動性で頭をベルトで締め付けられたり、お椀を被せられたような痛みと表現する。 | 頭痛が無くなった。
その解決策は、経脈の治療である。鍼で経脈の動態平衡機能を調節し体質改善をした。 この頭痛は「緊張性頭痛」と呼ばれているものである。求心性(収縮性)頭痛の方が正しいだろう。病院などでは肩や首の凝りから発症しているという。肩や首の凝りによって頭の皮筋(頭を覆う筋肉で僧帽筋膜という)が緊張して血管を圧迫するので頭痛が起こるという。そうではなくて、原因は頭皮にある血管の収縮である。その後、血行不良から頭痛と肩こりや首こりの症状が出る。結果と原因が入れ替わっている。 |
| めまい | 病院に入院したこともある。良性発作性頭位めまいと診断されている。後ろへフワーと持ってゆかれるようなめまいがある。その時に動悸が併発することもある。 | 症状は無くなった。
深呼吸すると治まってくると言う。酸素不足が原因である。呼吸が楽にできるように経脈の気を、頭痛と同時に体質改善の中で調整した。 頭位めまいという病名になっていて頭を動かすことで起こる頭痛と言う。フワーとして同時に動悸が起こるので酸素不足によるものだ。原因は呼吸で酸素を取り込めれるように頭痛と同時に体質改善した。 |
| 頻便 | 若い時から週に3~4回、朝に硬い便がでるが昼食後に4回位下痢から軟便が出る。 | 症状はなくなった。
鍼で経脈の動態平衡機能を調節し、頭痛と同時に体質改善をした。昼食後に限定されているので、身体のこの時間帯のネットワーク、すなわち経脈を平衡調節すれば治りました。 |
4.当院の鍼術の特徴
色々ある鍼治療の中で、当院が行なっている鍼術の特徴は「根本治療」です。根本的に病気の原因を治癒させること、つまり「体質改善」が目標です。これまでの人生で起こった「経絡の変動を調整(経絡治療)する」ことが非常に大切です。その体質改善によって現在に発症している、および過去に発症していた症状が治癒するとともに再発もほぼありません。
5.『頭痛』の原因
頭痛には原因が二つある。
| 緊張性頭痛 | 偏(片)頭痛 | |
| 当院の見解 | 『非拍動性の求心性頭痛』
血管自体に求心力が働き収縮する。そのために血管内に血液が流れにくくなり頭重痛が起こる。 |
『拍動性の遠心性頭痛』
血管自体に遠心力が働き拡張する。そのために血管内に大量の血液が流れドクドクする頭痛が起こる。 |
| 病院の見解 | 頭表面にある膜状の僧帽筋膜が緊張する(肩や首が凝る)。そのために血管が圧縮され頭重痛が起こる。(出典;MSDマニュアル(メルク社)) | 脳の神経細胞が刺激されやすく電気的な活動が生じやすい人に起こる。原因不明という。(出典;MSDマニュアル(メルク社)) |
以上
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脈診はり経絡治療専門
あん鍼灸院
香川県高松市木太町1247-11
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