『全身の肌荒れ』【治験例】|あん鍼灸院

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1.主訴

全身の肌荒れ/足甲の痛み・足底の皮膚剥離・不整脈

2.患者樣

60歳代後半 女性

3.現病歴と症状

1)全身の肌荒れがあり、カサカサというよりザラザラしている。全身がブツブツになり、その後、ザラザラの肌になる。特に顔面のザラザラ感が激しい時があった。

2)歩くと足の甲が痛い。歩けないくらい痛い。

3)口唇ヘルペスが頻繁に発症する。上下口唇と通常皮膚との境目に起こる。

4)足底の皮膚が剥離している。

5)便秘がある。

6)不整脈がたまにある。

東洋医学の鍼で治したいと来院されました。

4.治療結果

(1回目)脈診と腹診、および問診等から体と病、および経脈十二経の「陰陽虚実」を診て治療方針を決定。鍼で全身の気の調整を行う治療を開始。病は「体質改善」して治すとよく言われます。病にはそれを引き起こす「病因」が必ずあり、それを治すことが「体質改善」です。

(5回目)足甲の痛みが楽になってきた。口唇ヘルペスが消失した。

(8回目)足甲の痛みがなくなった。6回目から便が出るようになり、便秘が解消しつつある。

(10回目)排便は毎日スムーズに出ている。

(12回目)不整脈はずっと出ていない。

(14回目)全身の皮膚のザラザラ感がなくなってきた。足底の皮膚の剥離がなくなった。

(15回目)全ての症状がなくなった。全身の皮膚は元の肌に戻っていた。脈状は、すでに正常である。病は根本治癒したと考え、治療を終了した。

以上

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脈診経絡はり治療専門
あん鍼灸院

香川県高松市木太町1247-11
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