不妊症【治験例18】|あん鍼灸院

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不妊症

1. 主訴

不妊症

2.患者様

30歳代後半

3.現病歴と症状

1)2年前から病院で不妊治療をしていたが、妊娠できていない。人工受精を5回、体外授精胚移殖を3回行った。今回、再度、体外授精胚移殖を行おうとしたが、子宮内膜が厚くならず、移殖を諦めた。分割卵を凍結保存している。
2)基礎体温曲線は正常である。
3)自然排卵も正常にある。
病院での治療と並行して、当院で鍼灸治療をしたいと来院されました。

4.治療結果

(1回目) 脈診と腹診、および問診等から体と病、および経絡の「陰陽虚実」を診て治療方針を決定。鍼で全身の経絡調整を行い、治療を開始。
(6回目)自宅での灸治療を加えた。病院では、今月中に胚移殖をすることに決定。このところ、手が温かいと他の人から、また、ドクターからも言われた。
(7回目)患者様はご自身でいろいろと考えた結果、『これまでの体質が変わっていないのに、体外授精胚移殖をしてもどうか』と思うようになり、ドクターに「鍼灸治療をして2ヶ月後に胚移殖をしたい」と申し出たようだ。以降、鍼治療に専念する。
(12回目)治療で問題となっている経絡の変動が緩解した。ここからは、気を充実させる治療方針に変更した。
(17回目)病院での胚移殖をさらに1ヶ月間、延期した。鍼治療のあと、左の足首から足先にかけて3、4日間、ポーと温かい。
(19回目)生理があったが、大きい卵胞が残っていた。その後、自然になくなった。
(22回目)生理から9日目に、子宮内膜の厚さが8.5mmにもなった。患者様がドクターに「内膜が8.5mmにもなったのは薬によるものですか?」と問うと、「薬だけでは無理ですね」とのこと。この後、胚移殖をした。
(24回目)病院での尿検査で陽性のラインがうっすらと出ていた。移殖から2週間目。
(25回目)妊娠反応が陽性と病院で判定された。胎嚢の大きさは12.3mm。
(26回目)心拍を確認できた。しかし、前回の検査から1週間後の胎嚢が16mmとあまり大きくなっていない。胎嚢は通常、1日に1mm程、大きくなるようだ。
(27回目)病院で「順調と言われた」と嬉しそうに話す。胎嚢も20mmと大きくなって、胎児が10mmに成長した。8週目。
(28回目)9週目。赤ちゃんの大きさは18.6mm。
(31回目)12週目。赤ちゃんは手足をバタバタと動かしている。赤ちゃんは、頭から尻まで50mmに成長した。今回で治療終了とした。

この患者様の場合、体外授精胚移殖が成功した一要因は、なかなか妊娠できない体質を鍼灸治療で妊娠できる状態に改善して、胚移殖を実施したことによる。このことを理解されて体質改善後に体外授精胚移殖をした患者様に、軍配が上がりました。

以上

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脈診経絡はり治療専門
あん鍼灸院

香川県高松市木太町1247-11
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