1.主訴
嗅覚障害/歯槽膿漏
2.患者樣
40歳代前半 女性
3.現病歴と症状
1)1ヶ月前から全く臭わなくなった。病院で「嗅覚障害」と診断されたが、治らなかった。現在は、起床後2時間くらい、夜は全く臭わない。特定のにおいが臭わないというものではなく、全てが臭わなくなる。生活に支障がある。
2)朝、起床時、黄色い鼻汁が溜まっている。それが痰状に出てくる。
3)下痢が小学時代から続いている。通常は軟便である。
4)味覚はわかる。
5)2年前から上の歯茎に「歯槽膿漏」がある。歯科医院でも治療を続けているが、治っていない。
東洋医学の鍼で治したいと来院されました。
4.治療結果
(1回目)脈診と腹診、および問診等から体と病、および経脈十二経の「陰陽虚実」を診て治療方針を決定。鍼で全身の気の調整を行う治療を開始。病は「体質改善」して治すとよく言われます。病にはそれを引き起こす「病因」が必ずあり、それを治すことが「体質改善」です。
(3回目)起床後、約2時間は全く臭わなかったが、30分くらい経つと臭いがわかるようになってきた。しかし、その臭いの度合いは低い。
(4回目)起床時、5分くらいで臭うようになった。しかし、夜になるとやはり、臭わない。
(6回目)起床時、すぐご飯の炊ける臭いがわかるようになった。いろいろな臭いや部屋の臭いまで、わかるようになってきた。
(7回目)ずっと一日中、匂う。しかし、下痢が続いている。
(9回目)ずっと匂う。料理をするにも問題なくできている。下痢は時々ある。
(11回目)下痢がなくなった。気にならない。
(12回目)臭いはすべてわかる。歯科医院に行ったところ、2年前からずっと病院で治療をしていたが治っていなかった「歯槽膿漏」がなくなっていた。虫歯は多かった。脈状は、すでに正常に戻っていた。治療を終了した。
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脈診経絡はり治療専門
あん鍼灸院
香川県高松市木太町1247-11
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