ヘバーデン結節(小指結節)【治験例7】|あん鍼灸院

更新日:
2014年2月 ヘバーデン結節

1.主訴

ヘバーデン結節/小指結節

2.患者樣

50歳代後半 女性

3.現病歴と症状

1)半年前に痛みが発症した。病院では『ヘバーデン結節』と診断され、さらには「治療法がなく治らない」と告げられた。
2)両手の「小指」の第1関節部が痛く、骨棘が少し盛り上がり、発赤している。
3)不眠症がある。
あん鍼灸院が『ヘバーデン結節』の治療をしているというのを知り、来院されました。

4.治療結果

(1回目)体と病の陰陽虚実を調べ、問診や脈診などをもって治療方針を決定した。初回の鍼治療を行う。下の写真のように、炎症と腫れがある。第1関節の骨棘の成長は軽度である。病院で治療法がないと言われたにもかかわらず、そのまま放置せず早期に来院されたので骨棘が大きくなっていない。

ところが、小指の第1および2関節の骨棘と痛みは、一般的なヘバーデン結節ではありません。この体質の方の特有な症状ではなく、全ての方に発症します。「ヘバーデン結節」は母指と小指を除く第1および第2関節に発症する特徴があります。すなわち、小指の骨棘は原因がヘバーデン結節とは異なります。この症状は『小指結節』と命名した方が良いでしょう。

【写真】
(左手小指)↓
2024年2月
(右手小指)↓
2014年2月
(3回目)指のこわばりがなくなった。眠れるようになってきた。睡眠導入薬を中止できた。
(4回目)タオルを絞れなかったが、力を入れることができる。手指を握り込んでも痛くなくなった。痛みが大変、楽になってきた。
(6回目)両手の小指が痛くなくない。骨棘をトントンと叩いても痛くない。しかし、指を曲げると痛い。眠れている。
(9回目)前回から今回にかけて痛みが楽になってきた。当初から比べて30%位に減った。
(16回目)両手小指の第1関節の痛みと炎症はなくなった。
(19回目)脈の変動が前回の治療から穏やかになっていたが、今回、平行状態に近づいた。痛みと不眠症状は解消している。
(20回目)両小指の第1関節の痛みは全快した。第1関節の炎症も全くない。不眠症状もなく、眠れている。治癒(終了)
『小指結節』は鍼治療が早い程、骨棘の肥大化や固定化は、これ以上、進行せず、さらに、この病気の根本原因を早く取り除くことができます。病気の再発はありません。早期治療が早期の全治に繋がります。

以上

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脈診はり経絡治療専門
あん鍼灸院

香川県高松市木太町1247-11
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