『爪甲剥離症』【治験例7】|あん鍼灸院

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爪甲剥離症

 

1. 主訴

爪甲剥離症

2.患者様

40歳代前半 女性

3.現病歴と症状

1)右足の1、2趾の爪が剥離し痛く、また、左手の母指は1/3ほど剥離している。5~6年前前から剥離してきた。爪甲と爪床(爪の下にある血管に富む桃色の柔らかな層)が剥離する「爪甲剥離症」である。
2)病院(皮膚科)へ行ったところ、爪甲剥離症と診断され、副腎皮質ホルモンの外用薬を処方された。しかし、治らなかった。
3)その後、あん鍼灸院のホームページを見て地元の鍼灸院に行ったが、全く治らなかった。
そこで当院で治療をしたいと大阪府から高速バスで来院されました。

4.治療結果

1)1回目(治療前)
左手母指の爪先端部分が1/3ほど剥離している。母指の爪のみの結果を示す。
(写真)左手母指(治療前)

2)4回目
爪甲と爪床は接着して、剥離部分の境界が上がってきた。体質改善されてきたことが分かる。

3)6回目
さらに、剥離部分の境界が上昇してきた。

4)9回目
剥離部分の境界が急速に上昇してきた。

3)11回目
爪の剥離部分の境界は、爪のほぼ最上部まで上がり爪甲と爪床は接着した。

ここまで剥離部分の境界が上がると、最終治療1週間後には最上部に上がる。
今回で治療を終了した。右足の1、2趾も痛みがなくなっていた。

以上

 

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